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マールボロ、ロッシをM1機に乗せろ!ならばヤマハのスポンサーになる。

ヴァレンティーノ・ロッシの将来…つまり、2013年におけるそのポジションが10年越しのメロドラマになりそうな勢いだ。
ドゥカティの新オーナーことアウディが関係継続を確約し、『頼りないトップ』の代わりに相応な金銭提供をしましょうと言ったあたりでは、ロッシ選手のドゥカティ残留は保証されたかのように見えていたのだが…今ではまるで方程式における新バリアントが、世界選手権の将来に向けて予期せぬ分岐点を示したかのようである。

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国際的な煙草メーカー『フィリップモリス』では『マールボロ』をドゥカティのスポンサーとして置いているのだが、この度、劇的な登場でもって表舞台に姿を現した。
先週末のムジェッロに、『Phillip Morris Internacional』の『Marlboro Global Communication & Promotion』副社長であり、世界的に有名なマールボロブランドのスポンサーシップ(フェラーリやドゥカティなど)を操作する男…マウリッツィオ・アリーヴァベーネ氏がやって来たのだ。

アリーヴァベーネ副社長はムジェッロで大変過密なスケジュールを送り、ヴァレンティーノ・ロッシやカルメロ・エスペレータ(ドルナCEO)、オートバイ世界選手権のプロモーター陣らと幅広く会合を設けていた。そして、その唯一の議題はロッシ選手の将来について、また、優勝争いができるような戦闘マシンをいかにして同選手に提供するかについてだ。

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わずか10日程前のザクセンリンク戦にはアウディCEOのルパート・シュタートラー氏がサーキットを訪れ、ロッシ選手に関係継続を確約していったのだが(この際の対談は、2週間程前…つまり、6月23〜24日にミザノで開催された『World Ducati Week』イベントと同時期に両者の間で持たれた秘密会議の続きであり、同会議はドゥカティ本部ではなく近隣ホテルで持たれた。なお、この際、シュタートラー社長は不参加)、当初ほどロッシ選手の心底まで響いているようには見えない。

アリーヴァベーネ副社長は13日(金)にムジェッロ入りし、アウディ確約に対しては喜びを示しつつも、事態を黙って見逃すわけにはいかないと釘を刺してきた。
「同件(契約更改)についてはまだ話し合いを続けなければなりません。アウディ登場により…ドイツでは非常に盛り上がっているようで…物事が好転してくれることを願ってます。ただ、早急にと言うのは当然無理なことでしょう。と言うのも、当社では1年半支援してきたわけですが、この先、そう長くはありませんから。」

ロッシ選手が抱いていた大きな懸念はそこなのだ…つまり、時間。アウディが戦闘力の高いマシンを作るべく、あらゆる手を尽くすことに疑いの余地はない。しかし、来季に向けそれがすぐにできるのか…彼が欲しいのは勝てるマシン…つまり、ヤマハのそれなのだ。

そこで登場するのが『フィリップモリス』、そして、アリーヴァベーネ副社長…マールボロのスポンサーシップを左右するスーパー幹部と言うわけ。
アリーヴァベーネ副社長は13日夜にロッシ選手と会っている。実は、もう何年も前から両者の間には良き友人関係が育まれており、マルボロがスポンサー支援しているドゥカティに移籍して以来、それはより深まっているのだ(ロッシ選手に1400万ユーロ(約13億4000万円)の契約金を支払ったのはマールボロ)。
ロッシ選手の話に耳を傾けたアリーヴァベーネ氏は次の事を感じ取った…つまり、同選手はドゥカティに彼向けの戦闘力の高いマシンを作り出す能力があるかどうかに疑念を抱いていること、ロッシ選手とドゥカティ代表陣との間になんらコミュニケーションがないことを、また、ロッシ選手の望みはヤマハワークス機に乗ること等々。

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7月14日(土)、アリーヴァベーネ副社長はカルメロ・エスペレータ(ドルナCEO)氏と2時間ほど話し合い、マールボロでは再度ヤマハのメインスポンサーになる可能性があることを、また、2013年にはヴァレンティーノ・ロッシが同ワークスチームでホルヘ・ロレンソのチームメイトとなること等を提案した。

同副社長としてもこう言った重要な一手が商業的に大打撃となり得ることは承知の上だ…しかし同時に、いまはアウディの掌中にあるドゥカティをマールボロが見捨てると言うことは世界選手権をも見捨てることになることも分かっている。ドイツ勢にとってはロッシ選手を、そしてスポンサーを失うこととなり、あまりにも大きな混乱を招く可能性があるのだ。
エスペレータ氏としてはマールボロ側のこの一手を好ましく思いながらも、同社がドゥカティのスポンサーをも継続してくれたなら最良と見ているのだろう。両立は複雑だろうが、不可能ではない。

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マールボロでは、スポーツ的にはヤマハがロッシ選手を必要としていないことを知っている。しかし、死物狂いで大手スポンサーを…そこそこ昔馴染みの関係を求めていることも知っているのだ。レイニーやチェカ、ビアッジ時代にはヤマハのスポンサーと言えばこの有名な煙草パッケージの紅白が光り輝いていたのだから。
ヤマハにしても美味しい一手なわけだ。第一にハイクラスのスポンサーを取り戻せる。そして、ロッシ選手がヤマハで勝てるようになれば(タイトル獲得できれば)、マシンはライダーよりも重要だと言うことを知らしめられるわけだ。その反対に、もしロッシ選手がM1機に乗っても勝てなければ、ロレンソ選手の方を選んだと言うヤマハの決断が正しいものだったと言うことになる。
そしてマスコミ的には、レプソル・ホンダの2013年チーム(マルケス&ペドロサ)が『ドリームチーム』だと定着していることにも難なく対抗できるようになるわけだ。
そうともなれば、ヤマハが常勝するのだろうから。


(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Motocuatro.com 2012年07月16日)

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もしかして・・・蛇野郎とチームメイトになるのかな??
 

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